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ボンネビル790の中古価格相場と選び方!購入前に確認すべき点

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クラシックバイクの魅力を現代に蘇らせた「ボンネビル790」は、トライアンフの名車として多くのライダーに愛され続けています。レトロなデザインと扱いやすい走行性能を兼ね備えたこのモデルは、初心者からベテランまで幅広い層に支持されている一台です。

本記事では、ボンネビル790の特徴や基本スペック、空冷エンジンの魅力、865ccモデルとの違い、さらには中古車市場やメンテナンスに関する情報まで詳しく解説します。「ボンネビル790」が気になっている方や購入を検討している方に向けて、役立つ情報をたっぷりお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください

記事のポイント

  • ボンネビル790の特徴やデザインの魅力
  • 865ccモデルやT100との違い
  • 中古市場の価格相場や購入時のポイント
  • メンテナンスや維持費の具体的な内容

 

ボンネビル790の魅力と基本スペック

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  • 特徴とデザイン
  • 空冷エンジンの魅力と性能
  • 865ccモデルとの違いとは?
  • モデルチェンジの歴史と進化
  • ボンネビルT100との比較
  • 乗り心地とライディングポジション

特徴とデザイン

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ボンネビル790は、クラシックなデザインと現代の技術を融合させたネイキッドバイクです。シンプルながらも洗練されたスタイルが特徴で、ヴィンテージバイクの魅力を残しつつ、扱いやすさにも配慮されています。

このモデルの最大の特徴は、そのレトロな外観です。丸目のヘッドライト、クローム仕上げのエンジンカバー、シンプルなタンクデザインなど、往年のバイクを思わせるディテールが随所に施されています。1950年代の名車「T120ボンネビル」を彷彿とさせるデザインながら、細部には現代的な改良が加えられています。

また、ボンネビル790のシートは適度な高さで、幅広くゆったりとした形状が特徴です。そのため、長時間のツーリングでも快適に走行することができます。ハンドルの位置も高めに設定されており、リラックスした姿勢で運転できるため、初心者にも乗りやすい設計になっています。

カラーリングも落ち着いたものが多く、シンプルでありながら上品な雰囲気を持っています。そのため、カスタムベースとしても人気が高く、オーナーの好みに応じてクラシックカフェレーサー風やスクランブラー風など、さまざまなスタイルにアレンジすることが可能です。

このように、ボンネビル790はクラシックバイクの魅力を現代に蘇らせたモデルであり、見た目の美しさだけでなく、扱いやすさや快適性にも優れています。そのため、初心者からベテランライダーまで幅広い層に支持されています。

空冷エンジンの魅力と性能

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ボンネビル790の大きな魅力の一つが、空冷バーチカルツインエンジンです。空冷エンジンとは、エンジン内部の熱を冷却水ではなく空気の流れによって冷却する仕組みを持つエンジンのことを指します。これにより、特有のシンプルな構造と独特のフィーリングが楽しめます。

空冷エンジンの最大の魅力は、そのフィーリングの良さです。水冷エンジンと比べると、メカニカルな鼓動感がダイレクトに伝わりやすく、ライダーはエンジンの動きをより身近に感じることができます。特にボンネビル790のエンジンは、ツインエンジンならではの心地よい鼓動感が特徴で、ゆったりとした走りを楽しむことができます。

また、空冷エンジンは構造がシンプルなため、メンテナンスが比較的容易です。冷却水の管理が不要であり、ラジエーターなどの水冷システムがないため、構造がシンプルで整備性に優れています。これにより、長く乗り続けることができる点もメリットの一つです。

一方で、デメリットとしては、冷却効率が水冷エンジンよりも低いため、夏場の渋滞時などではエンジンがオーバーヒートしやすくなる可能性があります。そのため、高温時には適度な休憩をとるなどの配慮が必要です。また、寒冷地ではエンジンが暖まるのに時間がかかることがあり、冬場の始動時には注意が必要です。

とはいえ、ボンネビル790の空冷エンジンは、クラシックなバイクらしい乗り味を楽しむには最適な選択肢です。鼓動感や独特のエンジンサウンドを味わいながら、のんびりとしたクルージングを楽しみたい方にぴったりの一台といえるでしょう。

865ccモデルとの違いとは?

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ボンネビル790と865ccモデルは、どちらもクラシックなデザインと空冷ツインエンジンを採用したバイクですが、いくつかの大きな違いがあります。排気量の違いだけでなく、細かな変更点があるため、それぞれの特徴を理解することが重要です。

まず、最も大きな違いはエンジンの排気量です。ボンネビル790は790ccですが、865ccモデルはその名の通り865ccに排気量がアップしています。この変更により、トルクやパワーが向上し、よりスムーズな加速と余裕のある走りが可能になりました。特に、高速道路などでの巡航時には865ccモデルのほうが余裕を感じやすいです。

また、865ccモデルでは、2008年から燃料供給方式がキャブレターからフューエルインジェクションに変更されています。この変更により、燃費が向上し、気温や標高の影響を受けにくくなりました。特に冬場のエンジン始動がスムーズになった点は、多くのライダーにとってメリットとなっています。

デザイン面では、基本的なスタイルは大きく変わっていませんが、細部においていくつかの違いがあります。865ccモデルのT100グレードではタコメーターが標準装備されており、よりスポーティーな印象を受けます。また、一部の865ccモデルはキャストホイールを採用しており、クラシックな雰囲気が少し現代的な印象になっています。

一方で、790ccモデルの魅力は、そのシンプルな構造と軽快なフィーリングです。865ccモデルに比べると、エンジンが軽やかに回る感覚があり、街乗りでは扱いやすさを感じることができます。また、キャブレターモデルならではの機械的な味わいを楽しめるのも、ボンネビル790ならではの魅力です。

このように、865ccモデルはパワーアップと実用性の向上が特徴で、長距離ツーリングや安定感を求める人に向いています。一方で、ボンネビル790はシンプルな乗り味やクラシックなキャブレター仕様に魅力を感じる人におすすめのモデルといえるでしょう。

モデルチェンジの歴史と進化

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ボンネビルシリーズは、トライアンフの歴史を象徴するバイクのひとつであり、1959年の初代T120ボンネビルから現代まで進化を続けてきました。ここでは、特にボンネビル790がどのように変化してきたのかを紹介します。

ボンネビル790は、2001年に登場しました。これは、それまでのトライアンフのクラシックモデルとは異なり、最新の技術を取り入れながらも伝統的なスタイルを残したモデルとして注目されました。エンジンは790ccの空冷バーチカルツインを搭載し、5速ミッションを採用。スポークホイールとクラシカルなデザインが特徴で、多くのライダーに愛されました。

その後、2005年にはボンネビルT100が登場し、より高級感のある仕様が加わりました。T100はタコメーターを標準装備し、排気量も865ccへと拡大。2007年にはボンネビルの標準モデルも865ccに変更され、よりパワフルな走行が可能になりました。

さらに、2008年には燃料供給方式がキャブレターからフューエルインジェクションに変更されました。これにより、燃費性能が向上し、環境規制にも対応する形となりました。キャブレター特有のセッティングの楽しさが失われた反面、始動性や扱いやすさが向上し、初心者にも優しい仕様になりました。

2009年には大きな変更が加えられ、標準のボンネビルはキャストホイールを採用するようになりました。これにより、足つきが良くなり、取り回しのしやすさが向上しました。一方で、クラシックな雰囲気を重視するボンネビルT100は引き続きスポークホイールを採用し、よりレトロなスタイルを継承しました。

そして、2015年にはボンネビルシリーズにさらなる進化が訪れます。この年、トライアンフは空冷エンジンから水冷エンジンへと移行し、モダンクラシックシリーズとして新しい時代へと突入しました。特にT120やストリートツインなどの新モデルが登場し、より洗練されたデザインと性能を持つバイクへと進化しました。

このように、ボンネビルは時代に合わせて進化を続けています。ボンネビル790は、その中でも「クラシックなスタイルと現代の技術の融合」を象徴するモデルであり、多くのライダーにとって特別な存在となっています。

ボンネビルT100との比較

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ボンネビルT100は、ボンネビル790の上位モデルとして位置付けられるバイクです。基本的なデザインやスタイルは共通していますが、いくつかの違いがあります。ここでは、ボンネビル790とT100を比較し、それぞれの特徴を解説します。

まず、最も大きな違いはエンジンの排気量です。ボンネビル790は790ccの空冷ツインエンジンを搭載していますが、ボンネビルT100は865ccに排気量がアップしています。この変更により、より余裕のある走りが可能になり、高速道路での巡航や長距離ツーリングに向いていると言えます。

次に、装備の違いもポイントです。T100にはタコメーターが標準装備されており、エンジン回転数を確認しながら走行できます。一方、ボンネビル790にはタコメーターがないため、シンプルなメーター構成になっています。

また、ホイールの仕様にも違いがあります。T100はクラシックなスポークホイールを採用し、よりレトロな雰囲気を持っています。一方、ボンネビル790はキャストホイールのモデルもあり、ややモダンな印象になっています。

乗り味に関しては、T100のほうがトルクが太く、低回転からの加速がスムーズです。特にツーリングやタンデム(2人乗り)を想定するなら、T100のほうが扱いやすいでしょう。ただし、ボンネビル790は軽快なフィーリングが特徴で、街乗りでの取り回しがしやすいというメリットがあります。

このように、ボンネビルT100は排気量が大きく、装備も充実しているため、ロングツーリング向けのモデルといえます。一方、ボンネビル790はシンプルで軽快な走りを楽しめるモデルなので、用途や好みに応じて選ぶことが重要です。

乗り心地とライディングポジション

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ボンネビル790は、クラシックバイクらしい快適な乗り心地と、リラックスしたライディングポジションが特徴のバイクです。シートの高さやハンドルの位置が絶妙に調整されており、初心者からベテランライダーまで幅広い層にとって乗りやすい設計になっています。

まず、シート高は約740mmと比較的低めに設定されており、足つきの良さが魅力です。特に、小柄なライダーでも安心して乗れる点は大きなメリットといえるでしょう。また、シート自体も幅広く作られており、長時間のツーリングでも疲れにくい設計になっています。

ハンドルの位置は高めに設定されており、前傾姿勢にならずにリラックスしたポジションで運転できます。これにより、街乗りやツーリングでも快適に走行でき、長時間乗っても疲れにくいです。

サスペンションはクラシックスタイルのテレスコピックフォークとツインショックを採用しており、適度な柔らかさがあります。そのため、一般的な道路の段差や凹凸をしっかり吸収し、快適な乗り心地を提供します。ただし、スポーツバイクのような硬めのサスペンションではないため、急なコーナリング時の安定感はやや劣る部分もあります。

また、ボンネビル790は重量が225kgとそれなりにあるため、取り回しには多少の慣れが必要です。ただし、重心が低めに設計されているため、走り出してしまえば安定感があり、スムーズな操作が可能です。

このように、ボンネビル790はゆったりとした乗り心地と快適なライディングポジションを備えたバイクです。街乗りからツーリングまで幅広く対応できるため、クラシックなバイクを楽しみたい人におすすめの一台といえます。

ボンネビル790の中古車市場と選び方

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  • 中古の価格相場は?
  • 購入時に確認すべきポイント
  • カスタム車とノーマル車の違い
  • 人気の中古車販売店と在庫情報
  • メンテナンスや維持費について
  • インプレと評価
  • ボンネビル790の中古価格相場と選び方!購入前に確認すべき点について総括

中古の価格相場は?

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ボンネビル790の中古価格は、年式や走行距離、カスタムの有無によって幅があります。一般的に、状態の良いものほど価格が高くなりますが、比較的手頃な価格で購入できるのも魅力のひとつです。

現在の市場では、ボンネビル790の中古車はおおよそ65万円~100万円前後で取引されています。年式が古いものや走行距離が長いものは60万円台で見つかることもありますが、逆に低走行で状態の良い個体や人気のカスタム車は80万円以上になることもあります。

また、限定モデルや希少なカラーリングの車両は、市場に出ることが少なく、価格が高騰しやすい傾向にあります。特にオリジナルの状態を維持している車両や、純正パーツが揃っているものは高値で取引されることが多いです。

一方で、カスタムされている車両は、好みに合えばお得ですが、ノーマルに戻す予定がある場合は追加の費用がかかる可能性もあります。カスタムパーツの種類によっては、メンテナンスの手間や修理の難易度が上がることもあるため、購入時には慎重に判断することが大切です。

このように、ボンネビル790の中古価格は幅広いですが、走行距離や状態をしっかり確認しながら、自分の目的に合った一台を選ぶことが重要です。

購入時に確認すべきポイント

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ボンネビル790の中古車を購入する際には、いくつかの重要なポイントをチェックする必要があります。特にクラシックバイクのため、状態の良し悪しが走行性能や維持費に大きく影響します。

まず確認すべきなのはエンジンの状態です。ボンネビル790は空冷エンジンを採用しているため、適切にメンテナンスされていないとオーバーヒートやエンジンの異音が発生することがあります。実際にエンジンをかけた際に、不自然な音がしないか、アイドリングが安定しているかを確認しましょう。

次に走行距離とメンテナンス履歴も重要です。走行距離が長いからといって必ずしも悪いわけではありませんが、定期的にオイル交換や点検がされていたかどうかがポイントになります。整備記録が残っている車両は信頼性が高いため、購入時に確認すると安心です。

さらに、外装やフレームの状態もチェックが必要です。タンクやフェンダーにサビや凹みがないか、フレームに歪みや傷がないかを確認しましょう。特に、転倒歴があるバイクはフレームが曲がっている可能性があるため、ハンドルを切ったときに違和感がないかも確かめることが大切です。

また、タイヤやブレーキの摩耗も見逃せません。タイヤの溝が極端にすり減っていないか、ブレーキパッドの残量は十分かをチェックし、交換が必要な場合はその費用も考慮しましょう。

最後にカスタムの有無についても確認しておきましょう。カスタムされている車両は見た目が魅力的なことが多いですが、ノーマルパーツがない場合、修理や車検の際に手間がかかる可能性があります。自分の好みに合っているか、純正パーツが付属しているかもチェックポイントです。

このように、中古のボンネビル790を購入する際には、エンジンの状態、整備履歴、外装のチェックなど、さまざまなポイントを確認することが大切です。じっくりと状態を見極め、後悔のない選択をしましょう。

カスタム車とノーマル車の違い

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ボンネビル790はクラシックなデザインが魅力のバイクですが、カスタムを楽しむ人も多く、ノーマル車とカスタム車ではそれぞれ異なる特徴があります。購入を検討する際は、それぞれの違いを理解した上で、自分に合った一台を選ぶことが大切です。

まず、ノーマル車(純正仕様)の特徴は、メーカーが設定したままの状態であることです。純正パーツを使用しているため、バランスの取れた乗り心地や信頼性があり、維持もしやすいのがメリットです。また、修理や部品交換が必要になった際も、純正部品が手に入りやすく、安心して長く乗り続けることができます。特に、これからバイクに乗り始める人や、安定した走りを求める人にはノーマル車が向いています。

一方、カスタム車は、オーナーの好みに応じてカスタマイズされたバイクのことを指します。ボンネビル790は、カフェレーサー風やスクランブラー風など、さまざまなスタイルにアレンジしやすいのが特徴です。特にハンドル、マフラー、シート、ホイールの変更が多く見られ、見た目や乗り心地を大きく変えることができます。

カスタム車のメリットは、オリジナリティがあり、個性的なスタイルを楽しめることです。また、純正の状態よりも軽量化や乗り心地の向上が図られている場合もあります。ただし、デメリットとしては、カスタムパーツの影響で乗り味が変わることや、車検や修理の際に純正パーツが必要になるケースがあることが挙げられます。さらに、前オーナーのカスタムが自分の好みに合わない場合、再度変更する手間やコストがかかることもあります。

このように、ノーマル車は安定した走行性能と信頼性があり、カスタム車はオリジナルのスタイルを楽しめるという違いがあります。どちらを選ぶかは、自分の目的や好みに応じて決めるのが良いでしょう。

人気の中古車販売店と在庫情報

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ボンネビル790の中古車は、多くのバイクショップで取り扱われていますが、在庫状況や価格は店舗によって異なります。そのため、購入を考えている場合は、信頼できる販売店を選ぶことが大切です。

まず、中古バイクを探す際にチェックしたいのが大手のバイク販売店です。全国に店舗を構える「バイク王」や「MFD(モトフィールドドッカーズ)」などの販売店では、在庫が豊富で、保証が付いていることが多いため、初めての中古バイク購入でも安心です。特に「バイク王」は、買取から販売まで一貫して行っており、定期的に新しい在庫が入るため、希望の車両を見つけやすいという特徴があります。

また、専門店やカスタムショップでもボンネビル790の在庫を扱っていることがあります。例えば、「MOTOR FORCE」などはクラシックバイクやカスタムバイクを得意とするショップで、オリジナルのカスタム車両も多く販売されています。このような店舗では、純正のノーマル車だけでなく、カフェレーサー風やブラットスタイルに仕上げられたカスタム車も選択肢に入ります。

さらに、最近ではオンラインの中古バイク販売サイトを活用する人も増えています。「グーバイク」や「バイクブロス」といったサイトでは、全国の販売店の在庫を検索でき、価格比較もしやすくなっています。在庫情報は日々更新されるため、気になる車両があれば早めに問い合わせることがポイントです。

ただし、オンラインで購入する場合は、実際に車両を見て確認することが難しいため、写真だけでなく販売店の信頼性や保証の有無をしっかり確認しましょう。また、可能であれば現車確認をして、細かい傷やエンジンの状態をチェックすることをおすすめします。

このように、ボンネビル790の中古車を探す際は、大手販売店や専門店、オンラインサイトを活用し、在庫情報をこまめにチェックすることが大切です。希望の一台を見つけるために、複数の選択肢を検討しながら探してみましょう。

メンテナンスや維持費について

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ボンネビル790を長く快適に乗り続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。また、クラシックスタイルのバイクは維持費が気になるポイントですが、適切なケアを行うことで無駄な出費を抑えることができます。

まず、エンジンのオイル交換は重要なメンテナンスの一つです。ボンネビル790は空冷エンジンを採用しているため、適切なオイル管理が必要になります。一般的には3,000km~5,000kmごとのオイル交換が推奨されており、交換費用は1回あたり5,000円~10,000円程度が目安です。特に、エンジンオイルの劣化はパフォーマンスや燃費にも影響するため、定期的な交換を心がけることが大切です。

次に、タイヤやブレーキパッドの消耗も維持費に関わるポイントです。走行距離や使用状況にもよりますが、タイヤの寿命は10,000km前後、ブレーキパッドは5,000km~10,000km程度が交換の目安となります。交換費用は、タイヤが前後セットで30,000円~50,000円、ブレーキパッドが5,000円~15,000円ほどかかります。特に、ボンネビル790はクラシックなスポークホイールを採用したモデルもあるため、ホイールのリム部分にサビが発生しないよう定期的に手入れを行うことが重要です。

さらに、バッテリーやチェーンの管理も欠かせません。バッテリーは2年~3年ごとに交換が必要で、費用は10,000円~15,000円程度が一般的です。また、チェーンの清掃や注油を定期的に行うことで、スムーズな走行が可能になり、寿命を延ばすことができます。交換時期の目安は15,000km~20,000km程度で、費用は15,000円~30,000円ほどかかります。

このように、ボンネビル790の維持費は一般的な大型バイクと同程度ですが、空冷エンジンの特性上、こまめなオイル管理が必要になります。また、消耗品の交換時期を把握し、適切なメンテナンスを行うことで、無駄な出費を防ぐことができます。特に、中古で購入した場合は、前オーナーのメンテナンス履歴を確認し、不具合がないかを事前にチェックすることが大切です。

インプレと評価

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ボンネビル790は、クラシックなスタイルと扱いやすい性能が魅力のバイクです。街乗りからツーリングまで幅広く対応できることから、多くのライダーに支持されています。ここでは、実際のインプレッション(乗り心地や走行性能の評価)を紹介します。

まず、エンジンのフィーリングについてですが、空冷バーチカルツインエンジン特有の鼓動感があり、乗っていて楽しいバイクです。865ccモデルと比較するとパワーは控えめですが、その分スムーズな加速と軽快な走りを楽しめます。特に中低速域のトルクがしっかりしているため、街乗りではストレスなく走ることができます。

次に、乗り心地に関してですが、シートが広くて適度なクッション性があるため、長距離ツーリングでも快適に走行できます。また、ハンドルの位置が高めに設定されており、前傾姿勢にならずにリラックスしたライディングポジションを取れる点も魅力です。一方で、純正のサスペンションは少し柔らかめの設定になっているため、スポーツ走行を重視する人には物足りなさを感じるかもしれません。

取り回しのしやすさもボンネビル790の魅力の一つです。大型バイクの中では比較的軽量で、車体のバランスが良いため、低速時の安定感があります。特に、クラシックバイクに興味がある初心者でも扱いやすい設計になっている点は高評価です。ただし、取り回しのしやすさを求めるなら、キャストホイールのモデルのほうが足つきが良く、より扱いやすい傾向にあります。

一方で、デメリットとして挙げられるのは、燃費と熱対策です。燃費はリッター20km前後と決して悪くはありませんが、フューエルインジェクション採用の865ccモデルと比べると少し劣る場合があります。また、空冷エンジンは夏場に熱を持ちやすいため、渋滞時にはエンジンの熱が気になることがあります。特に気温の高い季節は、適度に休憩を取りながら走行することをおすすめします。

総合的に見ると、ボンネビル790はクラシックなスタイルを楽しみながら、日常使いからツーリングまで幅広くこなせる万能なバイクです。特に、バイクの鼓動感やレトロな雰囲気を楽しみたい人には最適な一台と言えます。一方で、夏場のエンジンの熱や、スポーツ走行向きではない点を考慮しながら、自分の用途に合った使い方を考えることが大切です。

ボンネビル790の中古価格相場と選び方!購入前に確認すべき点について総括

記事のポイントをまとめます。

  • ボンネビル790はクラシックデザインと現代技術を融合したネイキッドバイク
  • 丸目ヘッドライトやクローム仕上げのエンジンカバーが特徴
  • 1950年代のT120ボンネビルを彷彿とさせるデザイン
  • シートは幅広く、ツーリングでも快適な設計
  • ハンドル位置が高めでリラックスしたライディングポジション
  • カフェレーサー風やスクランブラー風のカスタムが可能
  • 空冷バーチカルツインエンジンを搭載し、独特の鼓動感を楽しめる
  • 水冷エンジンに比べてメンテナンスが容易
  • 夏場の渋滞時にはオーバーヒートの可能性がある
  • 冬場の始動時にはエンジンが暖まりにくいことがある
  • 865ccモデルはよりパワフルで、高速走行に適している
  • 2008年から865ccモデルはフューエルインジェクションを採用
  • 2009年以降のモデルではキャストホイールが採用される
  • T100モデルはタコメーターを標準装備している
  • ボンネビル790は軽快なフィーリングで街乗りに適している
  • 中古車の相場は約65万~100万円と幅広い
  • 走行距離やカスタムの有無によって価格が大きく異なる
  • 信頼できる販売店で購入することが重要
  • オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンスコストがかかる
  • ノーマル車はバランスの取れた乗り心地と信頼性がある
  • カスタム車は個性的だが、メンテナンスや修理に手間がかかることもある
  • 人気の中古販売店にはバイク王やMFDがある
  • オンラインの中古バイク販売サイトでも在庫情報を確認できる
  • 街乗りからツーリングまで幅広く対応できる万能なバイク
  • 取り回しがしやすく、初心者でも扱いやすい設計
  • 空冷エンジンのため、夏場は適度な休憩が必要
  • 燃費はリッター約20km前後で、865ccモデルよりやや劣る
  • クラシックバイクの雰囲気を残しつつ、日常使いにも対応可能

 

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